[対象] 日立市立助川小学校 第3学年総合的な学習の時間
[概要]
動物園と遊園地からなる近隣の市営公園にて、体験的な学習を通じ、動物の生態系、自然環境、来客数、客層調査、歴史等について学びながらその過程の中で、物事の調べ方、調べた事についての考え方、調べた事の第三者への伝え方を習得するとともに、地域社会の一員としての立場や役割を児童自らが考え、行動する力を養うことをねらいとした学習プログラムである。
具体的には、かみね公園のデジタル地図をベースとし、テーマ別に分けられた各チームの児童が収集・創出したデータをデジタル地図上に登録・閲覧できるシステムを構築。また、学習テーマをさらに広げて追求する姿勢のサポートを目指すため、動物の食性・行動・産子数・体長・体重等のコンテンツデータを提供し、小学校3年生の能力レベルに合わせたGISインターフェースからこれらの関連資料を参照するシステムを構築した。このように、学習現場におけるGIS の適用効果について検証した。
[成果]